
不動産雑記
Blog
2010-11-29
タイルの浮き
一見すると全然わかりませんが、よく見るとタイルが浮いています。
目地部分もかなり劣化が進んでいるようです。
拡大してみます
目地の部分を拡大してみますと、確かに割れが確認できます。
上部
上部の方も劣化していますね。
おそらく全体的に割れが入っているのかも知れません。
最上部が結構わかりやすく浮いています
だからなに? という人もいるかも知れませんが、オーナーサイドからするとこれが意外と怖いのです。
もちろん、建物の劣化が嫌だとか、ここから水が入って雨漏りがしたら嫌だとかもありますが、一番怖いのが何かの拍子にタイルが脱落して、下を歩いていた通行人に直撃したらどうしよう……というのが、一般的な発想だと思います。
もし本当にそうなった場合は、責任のなすり付けあいがはじまります。「管理会社が注意を怠ったからだ!」とか「賃借人がちゃんと見ていないから悪い!」とか目も当てられません。
最終的には所有者責任という事になりますが、それは途中の段階でみんなが義務を果たしていた場合です。そういう事も鑑みて、賃借人も管理会社もリスク管理をしていかないといけません。
みんなで協力体制を整えて危機意識を持ち続ける事が理想ですが……いやはや、簡単そうでなかなか難しい事ですね。
百人堂不動産では、お客様のニーズに合わせた
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