
不動産雑記
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2018-02-15
境界の確定

境界の確定の為、立ち会いに行ってまいりました。
と言っても自分に権限がある訳ではありませんので、とある投資家のオーナー様の立ち合いに同行してきただけです。
測量図

測量図ってなんですか? という方も多いと思います。
とりあえず三つ挙げますと「現況測量図」「地積測量図」「確定測量図」などというものがあります。
今回は「確定測量図」を作成するために必要な作業のお話です。
とはいえ、自分は特にやる事はなかったりします

最終的に判断をするのは地主様同士だったりしますので、ちゃんとした人達どうしなら話は生産的に進むので特に問題はなかったりします。
厄介な人がいる場合は、結構めんどうな事になります。
「ハンコ代」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが……まぁ、そういう事です。
無事に済んだようです

問題なく境界が確定しましたよ、と通知が来ました。これで一安心です。
個人的な感想ですが、境界の確定はもしできるのなら絶対にしておいた方が良いです。なんとなくそのままで、後で境界争いになった話はチラホラと耳にします。
聞いた話ですが、大手のデベロッパーさんなんかは、境界が確定していない土地の仕入れは絶対にしないそうです。どうしてもその土地が欲しい場合は、確定測量を済ませてから仕入れるみたいです。流石、やり手ですね。
手間もお金もかかる境界確定作業ですが、個人的には絶対にやっておくべきだと考えています。ご自身の資産を守る為とか、争いを避ける為とかいろいろと考えられますが、不動産の価値、土地の価値を高める為の一種の投資と考える事も出来るのではないかと思います。
境界が確定している場合は、不動産の取引も円滑に行ないやすいでしょうし、なにより、買い手側の心理からすれば「安心」もセットで購入したいというのが本音でしょう。
境界の確定は、この「安心」のひとつですから、安心できる材料を増やしていく作業は、後々かならずプラスに作用すると自分は考えています。
百人堂不動産では、お客様のニーズに合わせた
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