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不動産雑記
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2020-11-30

家賃支払い猶予のお願い

本当にみんな苦しんでおります。このコロナ渦で余裕のある人なんてほとんどいないと思います。どこの誰のせいだとは言いませんが、とにかくこの状況が憎いです。

老舗の水商売のテナント様も2021年の3月で店をたたむそうです。周囲の話を聞くと、ほかの様々なテナント様も連鎖的に閉店だそうです。

コロナありきの時代になってしまうのでしょうか……本当に憂鬱ですね。

店をたたむ潔さ

居住用と違いテナントビルの場合は、コロナの対応に関して若干の違いがあるかとは思います。

居住用に関しては、住むところがなくなってしまうと本当に死活問題ですので、ある程度の「手心」は必要かと思います。しかしビルテナント様の場合は事業でやっている訳ですし、取り扱う額も桁違いですので、どうしても対応は変わってくるでしょう。今回、店をたたむと大英断をなされた方々は「半年分の賃料を猶予してもらっても、後々返せるかどうかわからない上にご迷惑をおかけするわけにはいかない」というお考えがあったようです。いやはや、本当に頭が下がりますね。立派過ぎて爪のアカでも煎じて飲みたいくらいです。

社会的風潮

これに対して「コロナでみんな苦しんでいるんだから賃料をタダにしろ」的なことを言ってくるテナント様は「いや、それはちょっと違うかなぁ……」という感じです。働きもしないくせに賃料収入で儲けているんだからタダにして当然みたいな空気感を出されると、こういう輩には逆に厳しい対応をせざるを得ないと思います。コロナ渦で猶予してもらって当然みたいな社会的な風潮があるので、便乗してこの流れに乗っかって自分たちの賃料もどうにかタダにさせようとする連中も論外だと思います。

また逆に、こういった連中に対し「契約書に書いてあるんだから遅延損害金を金利14.6%いっぱいいっぱいとって複利でまわして請求してやれ」というのも違うと思いますね。気持ちはわからなくもないですが、これも結構むちゃくちゃ言ってるなぁと感じます。

利益相反

賃貸人と賃借人とでは利益相反状態ですのでどっちが絶対に正しいとかはないですが、願わくばお互いに歩みよって適正な落としどころを模索して頂きたいと思う次第ですね。ただただ、平穏無事に事態が収束する事を願うばかりです。

百人堂不動産では、お客様のニーズに合わせた
最適なご提案を心がけております。

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